まほろば

3.5mmオーディオプラグ出力タッチセンサー その2

投稿者:マーチン  2020年4月29日 
カテゴリ:上肢障碍者向け::スイッチとおもちゃ

 共立プロダクツのタッチセンサーを使ったスイッチです。このセンサーは、タッチした瞬間に出力のONとOFFが反転するオルタネート動作(ラッチ動作)で使用することができます。タッチしている間だけONにするモーメンタリー動作を選択することもできます。
 「ラッチ&タイマー」のラッチ動作だけなら、これで代用できます。


●動画


●回路図


●購入品



●製作手順

(1)基板を4行分のサイズでカットして、スズメッキ線(抵抗の足でも可)で2か所を結線し、抵抗2個をはんだ付けする。赤線、黒線各1本を図の点線の方向に線を曲げてからはんだ付けをする。

(2)ピンヘッダ、フォトリレー、緑色LEDをはんだ付けする。フォトリレーは、1番ピン(○印)の位置に注意する。LEDは足の長い方を赤線側にする。

(3)ブロックターミナルの足の位置の穴を、配線パターンがはがれないように注意して、表側から四ツ目キリで少しだけ大きくしてから、ブロックターミナルをはんだ付けする。

(4)電池ボックスの最後の金具を取り去り、赤線を外して反対側にはんだ付けする。そこのバネは切断する。

(5)底の中央に横長の穴をあけ、側面にΦ3.5mmの穴をあけて、U字型に加工する。

(6)QIケーブルを75mmの長さに切ってから、中央の穴から出す。タッチセンサーをOUT、GND、V+のランドにはんだ付けをする。「J」と書かれたジャンパー部にはんだを置くとオルタネート動作(ラッチ機能)になり、置かなければモーメンタリー動作になります。
 厚さ1mmの両面テープを2枚重ねてセンサーの裏側に貼る。

(7)電池ボックスの赤線、黒線を基板にはんだ付けする。

(8)QIケーブルの先は、ピンヘッダに挿す。その際、上から、OUT、GND、V+ の順に接続する。3.5mmオーディオプラグをはんだ付けしたケーブルを、ターミナルブロックに接続する。


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