ジェスチャーセンサー(micro:bit 2)
投稿者:マーチン 2019年12月3日
カテゴリ:障碍者全般::micro:bit
カテゴリ:障碍者全般::micro:bit
micro:bit と ジェスチャーセンサー を使って、BDアダプタや改造したおもちゃを動かします。micro:bit から出力するために不可欠な「リレーモジュール」の作り方は、以前紹介したものから少し改良しています。
●動画
手のひらを右に移動すると、P1端子に接続されたペンライトが光り、左に移動すると消えます。手のひらを(いったん離して)近づけると、P2端子に接続されたファンが回り始め、もう一度近づけると、止まります。スイッチをONにしてから10秒以上経つと、自動でOFFになります。
●プログラム
前出のデモプログラムに、端子へのデジタル出力と自動オフ機能を追加しただけです。
(1)変数[スリープ時間](秒)を設定し、変数[最終操作]と、変数[ラッチ動作]を初期化する。
(2)右へ移動の(分岐=1)ときに端子P1をONにして、左へ移動の(分岐=2)ときに端子P1をOFFにする。
(3)近づいた(分岐=5)ときに変数[ラッチ動作]の値を反転し、端子P1を真ならON、偽ならOFFにする。
(4)最後にスイッチをONにした時間より、10秒(スリープ時間×1000 ミリ秒)経過した場合は、P1、P2端子をOFFにする。
(1)変数[スリープ時間](秒)を設定し、変数[最終操作]と、変数[ラッチ動作]を初期化する。
(2)右へ移動の(分岐=1)ときに端子P1をONにして、左へ移動の(分岐=2)ときに端子P1をOFFにする。
(3)近づいた(分岐=5)ときに変数[ラッチ動作]の値を反転し、端子P1を真ならON、偽ならOFFにする。
(4)最後にスイッチをONにした時間より、10秒(スリープ時間×1000 ミリ秒)経過した場合は、P1、P2端子をOFFにする。
◆全リスト
一番下の[ダウンロード] をクリックすると、プログラムをダウンロードできます。
●リレーモジュール
micro:bit からの信号に応じて、フォトリレーを介して接続した回路をON/OFFするためのモジュールです。スイッチインターフェースの第1世代でも第2世代でも使えます。
* 広い入力電圧で動作するように抵抗値を見直し
◆何故変更するのか
【まほろば】micro:bitでおもちゃを動かす 1
で紹介した作り方では、出力側がオーディオジャック(メス)になっているので、BDアダプターなどの機器と接続するには、オス-オスの接続ケーブルが必要になります。しかし、このケーブルを「リレーユニット」を介さずに接続をすると、場合によっては、micro:bit にダメージを与えかねません。ですから、リレーユニットをオス-オスケーブル状にしました。また、少しだけ作りやすくなりました。
で紹介した作り方では、出力側がオーディオジャック(メス)になっているので、BDアダプターなどの機器と接続するには、オス-オスの接続ケーブルが必要になります。しかし、このケーブルを「リレーユニット」を介さずに接続をすると、場合によっては、micro:bit にダメージを与えかねません。ですから、リレーユニットをオス-オスケーブル状にしました。また、少しだけ作りやすくなりました。
◆購入品 (3個分)
品名 | 個数 | 価格 | 備考 |
---|---|---|---|
【無印良品】ピルケース 7連結タイプ | 3/7 | 82円 | |
【秋月】フォトリレーTLP241A | 3 | 390円 | |
【秋月】ユニバーサル基板(ブレッドボード配線パターンタイプ) | 1 | 90円 | |
【秋月】ピンヘッダ(L型) 1x6 (6P) | 2 | 20円 | |
【秋月】抵抗内蔵5mm赤色LED(5V用)OSR6LU5B64A-5V | 3 | 45円 | |
【共立】スリーブ付きコードブッシュ 3φ LGT-6G | 6 | 66円 | |
【共立】φ3.5mm モノラルプラグ MP-105AC | 6 | 462円 | |
【Amazon】エーモン ダブルコード 0.2sq 4m 黒/白ライン 2802 | 1.8/4m | 120円 | |
抵抗 | |||
約 1,300円 |
◆製作方法
(1)ユニバーサル基板を、上図の寸法に切断する。
(2)ピルケースにΦ5mmの穴を2個あける。
(2)ピルケースにΦ5mmの穴を2個あける。
(3)抵抗の足を図のように曲げる。足の残りの1本を基板に挿してはんだ付けをする。
(4)抵抗と、L型ピンヘッダーを図の位置に挿して、はんだ付けする。ピンヘッダーは、半分ぐらいの長さで切る。
(5)フォトリレーの●印の位置に注意して、はんだ付けする。
(6)LEDの足の長い方の位置に注意して挿し、裏側で曲げてピンヘッダの足にはんだ付けをする。LEDの根元もはんだ付けする。
(11)この段階で、動作確認をする。
(12)両側のコードをゆっくり引っ張って、基板をケースに収める。
(4)抵抗と、L型ピンヘッダーを図の位置に挿して、はんだ付けする。ピンヘッダーは、半分ぐらいの長さで切る。
(5)フォトリレーの●印の位置に注意して、はんだ付けする。
(6)LEDの足の長い方の位置に注意して挿し、裏側で曲げてピンヘッダの足にはんだ付けをする。LEDの根元もはんだ付けする。
(7)ダブルコードを8cmの長さに切り、LED側のピンヘッダに、図の矢印を白線にしてはんだ付けする。もう1本のダブルコードを、フォトリレー側のピンヘッダに、図の矢印を白線にしてはんだ付けする。
(8)ケースの両側面に直径5mmの穴をあける。
(9)ダブルコードにコードブッシュを通して、ケースの内側から外に出す。複数個作成する場合は、ケースの向きを統一しておかないと、ケース同士が連結できない。
(10)白線よりも黒線を3mm短くしてから3mmの被覆を剥き、白線をプラグの短い端子に、黒線を長い端子にはんだ付けする。
(11)この段階で、動作確認をする。
(12)両側のコードをゆっくり引っ張って、基板をケースに収める。
◆連載
- 【まほろば】ジェスチャーセンサー(micro:bit 1)
- 【まほろば】ジェスチャーセンサー(micro:bit 2)
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