まほろば

micro:bitでおもちゃを動かす 1

投稿者:マーチン  2019年9月9日 
カテゴリ:障碍者全般::micro:bit

 以前紹介した「micro:bitスイッチインターフェース」に、リレーモジュールを追加して、プログラムを書き換えれば、スイッチやセンサで外付けのおもちゃを制御することができます。P0に挿した外部スイッチを押すと、P1に挿したリレーモジュールのLEDが点灯し、それに繋がっているファンが回ります。スイッチを離すと、ファンが止まり、P1に挿したリレーモジュールのLEDが点灯し、それに繋がっているペンライトが点灯します。
 改良版はこちら 【まほろば】ジェスチャーセンサー(micro:bit 2)


●リレーモジュール

 micro:bit からの信号に応じて、フォトリレーを介して接続した回路をON/OFFするためのモジュールです。第1世代でも第2世代でも使えます。

◆購入品

◆製作方法
(1)ユニバーサル基板を、上図の寸法に切断する。
(2)ピルケースにΦ5mmとΦ8mmの穴をあける。

(3)基板の4箇所の穴を、4つ目キリなどで少し大きくする。抵抗の足を図のように曲げる。足の残りで2箇所の隣り合う穴に挿して、下側は1本は足を外に曲げてから、はんだ付けをする。

(4)抵抗をはんだ付けする。フォトリレーの足を少し斜めに曲げて、はんだ付けする。LEDの足を図のように曲げて、はんだ付けする。

(5)コネクタを挿し、裏側の最初に曲げておいた足とともにはんだ付けする。

(6)オーディオジャックをはんだ付けする。フォトリレーの上に乗っていないことに注意する。

(7)コネクタ付コードを8cmの長さに切り、コードを曲げた位置に結束バンドを締める。赤コードより白コードを3mm短くする。

(8)コードブッシュを通してから、先端にモノラルプラグをはんだ付けする。必ず、白コードは長い端子、赤コードは短い端子に接続する。

(9)ケースに収めて、ふたを閉じれば完成。ケーブルの長さがそろっていれば、隣のケースと連結することができます。

●プログラム

◆外付け基本形
 MakeCodeでプログラミングできます。基本形は極めて簡単です。P0に接続したスイッチを押している間、P1をONにして、P2をOFFにしています。

◆外付け改良形
 「基本形」でも動作はしますが、
・ボタンの状態をチェックする度にLEDマトリックス表示をしているためのわずかな遅れがある。
・LEDマトリックスがずっと表示されたままなので、電源を切り忘れると電池が消耗する。
の欠点を改良したバージョンです。プログラムは、少しだけ複雑になります。

◆明るさ応答形
 外付けのスイッチで操作できるおもちゃを、micro:bitで操作します。P1とP2にリレーモジュールを挿します。
micro:bit に光が当たっている間はP1がONにP2がOFFになり、暗くするとP1がOFFにP2がONになります。
 10秒間明るさが変化しないと、表示と出力がOFFになります。




●プログラミングのダウンロード

【まほろば】micro:bit プログラムのダウンロード 外部スイッチ、明るさでおもちゃを動かす


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