まほろば

GalateaTalk の使い方

投稿者:マーチン  2009年10月13日 
カテゴリ:障碍者全般::音声合成

GalateaTalk の「README」の抜粋です。詳しくは、そのファイルを参照ください。

●コマンド例

大文字・小文字の区別をしてください。
コマンド例解説
set Text = 漢字仮名混じり文発話内容を設定する。
set Speaker = male01話者を "male01" に設定する。
set Speak = NOW合成音声を出力する。
set Save = Filename合成音声波形を Filenameに出力する。
set Speak = 12:34:56.000発話開始時刻を指定して出力する。
set Speak = +1000sec 単位で遅らせて出力する。
set Speak = STOP音声出力を途中で停止する。
set Log = CONSOLE内部データを標準エラーに書き出す。
set Log = NO内部データを書き出さない。(デフォルト)
set Run = EXITGalateaTalk を終了する
inq SpeakerSet利用可能な話者ID を返す。
inq Speaker現在の話者ID を返す。
inq Speak.stat合成プログラムの状態 ( IDLE, READY, PROCESSING, SPEAKING ) を返す。
set SaveRAW = <filename>合成音声波形の出力
(16kHz, 16bit, signed linear raw file, Big Endian)
set LoadRAW = <filename>合成音声波形の読み込み
set SaveWAV = <filename>最後に合成した合成音声波形をWAV 形式で出力
(16kHz, 16bit)

●発話記述

発話内容には、文中でJEIDA-62-2000に基づいたタグを記述することにより、韻律の変更などができます。
フォルダ「C:¥Program Files¥galatea4win¥engine¥SSM¥gtalk」 の「README」の抜粋です。詳しくは、そのファイルを参照ください。
大文字・小文字の区別をしてください。
タグ例解説
東京<SILENCE MSEC="400"/>じゃなくて京都です。400msのポーズが挿入される
お金ではなく<EMPH>時間</EMPH>です。韻律的な強調を行う。
SMARTのつづりは<SPELL>SMART</SPELL>です。数字や英字などの綴り読みを指定する。
最寄り駅は<PRON SYM="ミナミク’サツ">南草津</PRON>読みとアクセント型を指定する。(全角カタカナ)
彼女は、<VOICE OPTIONAL="female01">はい。</VOICE>と言った。話者を指定して発話する。
私は<RATE SPEED="2.0">東京</RATE>へ行きます。2.0倍の時間長で(ゆっくりと)発話する。
私は<VOLUME LEVEL="2">東京</VOLUME>へ行きます。>2倍の音量で(大きい声で)発話する。
私は<PITCH LEVEL="1.5">東京</PITCH>へ行きます。平均ピッチを維持したまま振れ幅を1.5倍にして発話する
人数は<CONTEXT TYPE="NUMBER">1234</CONTEXT>です。数字の読み上げ
今日は<CONTEXT TYPE="DATE">2003-8-3</CONTEXT>です。日付の読み上げ
時刻は<CONTEXT TYPE="TIME">12:34:56</CONTEXT>です。時刻の読み上げ
電話番号は<CONTEXT TYPE="PHONE">0120-123-4567</CONTEXT>です。電話番号の読み上げ
草津<APB/>太郎強制的にアクセント句境界が置かれる。

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